作り上げてきたモノを壊すという事
今月の17日付近で、あるお店が閉店する。
そこは鹿児島 天文館では知らない人はいないんじゃないかと思うほどの知名度を持ったお店。
約7年。なのかな?
一言で言えば
もったいない
お店を閉めてしまう理由にはいろいろあるかもしれない。
人だったり
お金だったり
精神的なものだったり
ひょっとしたら、ちょっとした事でお店を閉めずに続ける事が出来るかもしれない。
でも、そのちょっとがとても難しく遠い。
失っていく時に気づく事
僕が東京のお店を辞める時
たくさんの人から
ありがとう
を頂いた。
泣いてくれる人もたくさんいた。
そこで自分がその ありがとう や 泣いてくれた人達 からの価値が分かった気がする。
いないと困る
髪の毛って、とても大事な素材。
ヘアスタイル1つでその人個人が良くも悪くも見える。
きっと今度お店を閉めるその子は、今になって噛み締めてる事だと思う。
お客様に提供するのはジェラート。
別にジェラート無しでも生きていける。
でも、そんな小さなジェラート屋さんにたくさんの人が集まり、はるばる県外から日帰りでジェラートを食べに来る人もいる。
この寒い冬に。
結果、人対人
僕達は少なからず
髪の毛を切る!
という、絶対的にしなければいけない事としての認識がある。
でも、ジェラートは違う。
食べなくても困らない。
要するに
その人個人に会いに来てる
人を気に入らないとそもそも顔を見に来ない。
嫌いな人ところにわざわざジェラートを食べに行かない。
その子に強みはそこにある。
これから先、何をしようとかそこまで決めてないらしい。
うん。それでいいと思う。
今まで1人でやってきたのだから、休む権利はある。
きっとその子が将来的に結婚をして、子供を授かり、お母さんとして新たな一歩を歩んでも、この子の“人徳”みたいなものは無くならないし、さらに強くなると思う。
僕もきっと長い付き合いになるだろうジェラート屋さんのオーナーを、ずっと尊敬していくだろうな^ ^
17日付近まではやってるそうです。
味も無くなり次第終了。
みなさんぜひ、足を運んであげて下さい!
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